【書評】食品の裏側を読んでみて
最近、食事についてとても関心があり勉強しています。
そこで、本屋さんで目に止まった安部司さんの「食品の裏側」を読みました。
【中古】 食品の裏側 みんな大好きな食品添加物 /安部司(著者) 【中古】afb |
読んでみて最初の感想は、「このままではやばい」ということ。
もちろん今使用されている添加物は、
国が実験をした結果をもとにきちんと定めたもので、
企業はそれに沿って使用しています。
しかし、この実験は一つの添加物を摂取した時のみの結果です。
複数を同時に摂取した実験は行っていません。
なので人間にどう影響があるのか、まだ解明されず盲点になっています。
それもそう、この実験はネズミを使った動物実験。
人間での実験は倫理的に行えないので、しょうがないと言ったらしょうがないこと。
本にも書いてありましたが、食品添加物が ” 悪 ” というものではありません。
食品添加物があるからこそ、私たちは必要な時にいつでも
食べ物を食べられるという、利便性がかなっているのも事実。
ですが、やはり怖いものは怖いなというのが私の考えです。
今やほぼ全ての食品に添加物はつきものです。
全てを排除するのは、今の生活では不可能に近い。
だからこそ、除けるところは除いていかないといけないなと思います。
”料理を作るのは私”
家族が家で摂取する食事は、全て私にかかっています。
そんなに気負いする必要はないですが、これは紛れもない事実は事実。
実際、主人は大人になってからアトピーが発症しました。
これは食事だけの問題ではないようですが、食事も勿論関係しています。
食品添加物が世に出てきて日は浅いです。
だからこそまだ人体への影響による考察は、あまりされていないようです。
でも、添加物による人的被害は確実に広がっているようにも感じます。
実際、原因不明の皮膚かぶれやアトピー、キレやすくなる、
子どもの糖尿病など明確に出ているように感じます。
外食では防ぎようがないため、我が家では家で出すものには
とても気を使うようになりました。
”自分で作れるものは作る。”
これは子どもの食育にも繋がるし、自分自信の健康な体を作ることにも繋がる。
食品添加物を全て排除することは難しいので、
うまく付き合っていかなければなりません。
本に食品添加物と上手く付き合うための5つのポイントが書いてありました。
- 「裏」の表示をよく見て買う。 →添加物=台所に無い物。
- 「加工度」の低いものを選ぶ。 →加工度が高いほど、添加物を大量に使用。
- 「知って」食べる。 →1週間の献立で考えて、添加物を抑える。
- 「安いもの」だけに飛びつかない。→値段にはそれなりの理由がある。
これらを意識するだけで結構違うかと思います。
今回この本を読んで、添加物の危険性にはある程度知っているつもりでしたが、
それでも衝撃が強かったです。
子どもを授かり、理解できるようになったら
この本を、ぜひ読ませてあげたいと思っています。
関連記事